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アップルが「リワード」に30%の歩合 妥協か対抗か (2)

人民網日本語版 2017年06月14日10:48

開発者の説明によると、アップルのシステムでは、アプリ内で支払いをする場合、アップルのIAPシステムに基づき、アップルのIDを利用して購入しなければならない。アップルはユーザーがアップルのサーバーを回避してアプリ内で直接料金を支払う行為に対応しておらず、アップストアにジャンプして購入するか、開発者がアップルの公式ルート内に設置したサーバー上で購入しなければならない。こうしたやり方のメリットはアップルがアプリの料金徴収を監督管理するのにプラスであること、アップルが購買行動に対し歩合を徴収するのにプラスであることだ。

▽大手アプリ側の反応はそれぞれ

リワードは中国インターネットが一定のレベルに達して生まれたものだ。現在は主に有料コンテンツと中継プラットフォームの2種類のアプリケーションで利用されており、有料コンテンツでは微信公式アカウントでコンテンツ制作者にリワードを送る場合、知乎専欄でリワードを送る場合、また「微博」(ウェイボー)の文章公開アプリで作者にチップを送る場合に主に利用される。中継プラットフォームはどこもプロデューサー側にリワードを送る機能があり、これがプロデューサー側の主な収入源の一部になっている。

アップルがリワードから歩合を徴収すると発表すると、プラットフォーム側はさまざまな反応を示した。最も激しく反応したのは微信で、今年4月に改訂条項の内容を把握するとすぐ、「iOS版微信公式アカウントプラットフォームで発表された記事へのリワード機能を停止します」と発表。初めはやり方を変えてリワードを継続することを目指し、ユーザーには「二次元コードを使って送金する方法に調整される」と呼びかけていた微信だが、わずか数時間後には「二次元コードを使った送金機能も利用できなくなった。これで、iOS版微信の公式アカウントの記事のすべてのリワード機能が利用できなくなった」と発表した。これはつまり、コンテンツの作者はプラットフォームを通じてリワードの二次元コードを作成できなくなり、ユーザーは「その他の方法で引き続き気に入った公式アカウントの運営者を支援する方法を選択する」しかなくなったということを意味する。


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