国家海洋局が発表した情報によると、有人潜水艇「蛟竜号」は13日、中国大洋第38次航海第3航行段階の最後の潜水(計152回目)を行った。これにより蛟竜号が4年間に及ぶ試験的応用を完了し、潜水艇の安全性・信頼性・先進性が十分に検証されたことを意味する。科技日報が伝えた。
蛟竜号は4年間に渡り、南中国海、太平洋、南西インド洋、北西インド洋など6海域で潜水を実施。作業地形には海山、冷泉、熱水、中央海嶺、海溝、海盆などの典型的な海底地形エリアが含まれる。特にマリアナ海溝とヤップ海溝の潜水作業では、世界トップの潜水技術の優位性を発揮し、中国が国際深淵科学研究の先頭に立つため技術で力強く支援している。
本航行段階の■長斌総指揮(■は烏へんにおおざと)は、「152回の練磨により、中国はプロの潜水スタッフと技術サポートスタッフを育成し、有人深海潜水の業務化運行枠組みを模索し、蛟竜号の業務化運行の基礎的条件を整えた」と述べた。
本航行段階の科学調査任務後、蛟竜号はシステムアップグレードと改造を行う。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年6月15日
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