2017年6月16日  
 

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人民網日本語版>>経済

92後世代の若者 抽象的消費を好む

人民網日本語版 2017年06月16日11:06

中国に昔からあった、労働によって富を生み出し、生産によって資産を積み上げるという考え方が、若い世代の間ではまったく違ってきている。1992年以降に生まれた新世代の青年「92後世代」は、かつてないよい時代に出会ったといえる。彼らは一様に優れた物質的環境の中で育ち、上の世代の人々よりも広い視野をもつ。ロマンチックで情熱的だが思考や行動が足りず、こうした背景と特徴が彼らの直面する新しい生活がどんなものになるかを決定づけている。新華網が伝えた。

どの世代の若者も、反抗することで自分の存在と個性をアピールする。だが92後世代の反抗の仕方は1980年代生まれ(80後)と全く異なる。80後は上の世代とぶつかったが、90年代生まれ(90後)からは上の世代と「平行線状態」になり、上の世代との間に距離を置き、お互いに干渉しないようにする。親の世代は彼らと一緒にいるとまるで言葉が通じないような疎外感をしばしば感じるという。

80後が社会に出た時、彼らに張られたレッテルは「怒れる若者」だった。彼らは社会と対話することを心から願い、既存社会と衝突し、既存社会に反抗した。

この「怒れる若者」に比べ、92後世代はこじんまりした境地をより楽しむ傾向があり、たとえば漫画などから派生した二次元の文化を好む。さまざまなサブカルチャーの世界で自給自足し、それぞれに上の世代の人々には全くみられなかった自分だけの小宇宙を作り出している。この小さな宇宙には自分ならではの審美眼や言語習慣があるが、社会の主流ともつかず離れずの関わりを切らさない。

目下流行中のお小遣いアプリ「リワード」をめぐる経済は、成熟したビジネスマンが作り出したものだが、ターゲットはまさしく92後世代の人々で、この世代に人気の中継、文字コメント、ファン層などに寄り添う姿勢をみせる。

60年代生まれ(60後)や70年代生まれ(70後)がいまだに時計を買ったりカバンを買ったりしている時に、92後世代はバーチャルなネットワーク世界にお金を使うことをより強く願い、気に入ったサイトの運営者にバーチャルな「豪華客船」や「飛行機」をプレゼントする。92後世代は社会に認められると同時に、もはや物質的な満足を単純に追求するということはせず、モノのないバーチャル消費に親しむ。その背後にある原因として、ますます便利になる携帯電話の決済機能やそれにともなって盛んになるバーチャル経済があり、また文化的アイデンティティの変化がある。


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