「一時・一事の結果は中米の長期的関係と全体的利益の中で把握するべきだ」というのが、崔大使の示した2つ目の観点だ。「中米間には協力もあれば、溝もある。たとえ協力においても、視点や方法の違いがあり得る。こうした溝や違いは客観的に存在し、そのいくつかは短期間での解消は困難だ。一部の溝のために中米協力を否定してはならないし、一時・一事のために両国の全体的関係が翻弄されてもならない」。
崔大使は「われわれが求めるものは互恵・ウィンウィンの結果であるべきだ。勝者が全てを得る関係は長続きしない運命にある。もし一方の求める結果が相手を損なうことを代償とするのなら、良い結果ではない。中米間の付き合いは、一方がもう一方に要求し、条件をつける『一方通行の道』ではなく、互いの利益上の関心を尊重し、これに配慮し、共通利益と協力を拡大し続ける『双方向の道』であるべきだ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年7月12日
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