▽販売職とインターネット会社が「逃避族」に最も人気
一線都市を離れた「逃避族」が、二線都市に移って着く職業で最も人気があるのは販売職だ。同研究院の調査によれば、販売、マーケティング、技術研究開発、CEO(最高経営責任者)・社長、運営、デザイナー、業務、プロジェクト管理、HR(人材関連)、行政の補助といった職場が、二線都市に移った人々の主な就職先だ。
全体としていえることは、二線都市にある企業のマーケティング職が非常に歓迎されている。一線都市の大企業や大手プラットフォームでマーケティングの経験などがあれば、二線都市の企業で同じような仕事をするのはたやすいことだ。
同研究院の関連部門責任者は次のような例を挙げて説明する。「インターネット企業の場合、北京・上海・広州・深セン・杭州は大企業が林立し、技術研究開発者を大量に雇い入れるが、各産業は目下『インターネットプラス』を模索中で、二線都市では科学技術やインターネットの技術研究開発ニーズが日に日に増大している。武漢などは科学技術革新企業により手厚い補助金と優遇条件を提供しているため、北京・上海・広州・深セン・杭州のネット企業や人材が次々に呼び込まれて武漢に移り住んでいる」。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月12日
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