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日本で活動する中国人作家・莫邦富「日本人は世界を見ようとしない」

人民網日本語版 2017年07月21日16:42

日本で活動する中国人作家・莫邦富(モー・バンフ)さんの中国語作品「鯛与羊(鯛と羊)」がこのほど刊行された。そこで今回、莫さんを取材し、中日文化交流の現状などについて聞いた。新華網が報じた。

Q:莫さんは日本で30年余り活動しているが、今の日本人は、全体的に見て中国にどのような見方を持っていると感じるか?30年で、そのような見方に変化はあるか?その原因とは?

莫さん:31年にわたる日本での経験を振り返ると、日本の中国に対する全体的な見方は変化していると思う。例えば、約20年前、私は日本で北京の白菜について書かれた本を見かけた。冬に白菜を保存するという習慣から、当時の中国の一般市民の生活を論じ、中国経済の分析を展開させていた。私は当時とても驚いた。日本人は、「虫眼鏡」を持って中国を見ており、小さなことから視野を広げ、深く分析するその能力には感服させられた。

しかし、20年後、変化が起きていることに気付いた。ある時、たくさんの友人を連れて、日本の街中にある旅行社に行き、旅行パンフレットを見ていた。パンフレットはバラエティに富んでいたものの、中国大陸部の情報だけなく、中国大陸部の旅行パンフレットは1冊もなかった。そして、そのような店は1軒だけでなく、ほとんど全ての旅行社に中国に関する情報がなかった。つまり、20年前の日本は、「虫眼鏡」を持って中国を見ていたと言うなら、今の日本は中国を「見たくない」、「見るのを拒む」という状態だ。

初めのころは、中国経済の総量が日本を追い抜き、日本には心理的に適応するための時間、なじむための期間が必要なのだと思っていた。しかし、後になって、目をそらして強国を見ないという日本の心理は、中国にだけでなく、欧州、米国に対しても同じであることに気付いた。日本の若者の多くは海外に行くことを好まず、行く勇気もない。日本人が今最も好んで行くのはタイなどの東南アジア諸国や台湾地区だろう。その理由は、それらの場所では尊敬の眼差しで見てもらうことができ、優越感に浸ることができるからだ。

もう一つ深刻な問題がある。それは、日本人の学習意欲が大幅に低下している点だ。例えば、私が日本に来て18年になる間は、日本のメディアによく、「外国人という客観的な立場から日本を見て、日本の社会にはどんな問題が存在していると感じるか?改善すべきどんな点があるか?」と聞かれた。また、「差別されたり、いやな思いをしたりしたことはないか?」と誘導尋問された。しかし、今は変わり、日本メディアが聞くことと言えば、「日本のどこがいいと思うか?」、「日本が他の国に勝っているのはどんなところか?」などで、日本に対する批判的な意見や提案を聞くことを嫌う。私は日本に長く住んでいるため、日本に対する認識や理解も深まり、広くなった。それなのに、日本メディアから日本が改善すべき点を聞かれることはなくなった。日本メディアが好むのは、自分たちにとって有利なことを言ってくれる人だけだ。だから、日本の学習意欲は衰退してしまったと感じる。盲目的な自己満足感が、日本人の目をふさいでしまっている。

中国が改革開放(1978年)を実施し、経済が急速に発展し、通信手段もどんどん豊富になるにつれ、中日両国の間では、情報収集の面で逆転現象が起きている。現在、日本に来る中国人が増加しており、日本の動向に注目し、日本の情報を深く発掘する人も増加している。日本は、中国において、テーブルの上に並べられて深く研究される対象国となっている。


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