米アップル社は中国での劣勢を跳ね返せず、5四半期連続で販売量が減少したのに続き、前四半期にはついにスマートフォンの「iPhone」(iPhone)が中国市場シェアの5位に低下し、それまで占めていた4位の座を小米に明け渡すことになった。一財網が伝えた。
▽国産携帯が上位4位を占める
シンガポールの研究機関カナリスがまとめた最新の報告によると、中国スマートフォン市場のランキング上位4位には華為、Oppo、Vivo、小米が並び、すべて国産ブランドが占めた。この4メーカーの中国販売量は7500万台に達し、中でも華為は2300万台、Oppoは2100万台に達した。
カナリスの賈沫アナリストは、「アップルの前四半期の市場シェアは確かに低下を続けたが、主な原因はアップルのブランドにあるのではなく、iPhone7シリーズが革新力不足に陥る中、新製品によって購買意欲を喚起することができなかったためだ。華為、韓国のサムスン、Vivoなどが高級品市場で打ち出した製品が、アップルから市場シェアを奪い取ったといえる」と説明した。
アップルにとって、上位5位以内を維持することは極めて重要なことだ。今回はサムスンが一連の安全事故により上位5位には入れなかったが、それでも10位以内は維持している。
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