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各地で一人っ子の「親孝行休暇」制度導入 河南省は年間20日まで取得可能 (2)

人民網日本語版 2017年08月07日16:58

〇「親孝行休暇」の全国展開を待ち望む国民

杭州翠苑一区の「高齢者専用駐車スペース」(撮影・張斌)

一人っ子の親孝行休暇が制定されたことで、多くの高齢者が嬉しく思っている。彼らの多くは、本政策が全国的に展開され、自分もその恩恵にあずかれることを期待している。

一人娘である80後(1980年代生まれ)のホワイトカラー、劉◆◆(◆は草冠の下に千)さんは、一人っ子の親孝行休暇に関する報道についてある程度知っており、「将来は、このような制度をぜひ活用したい」と話している。

劉さんは今、北京にある大型国有企業に勤務している。社内での競争のプレッシャーが大きいことから、彼女や同僚たちはこれまでずっと、休暇申請のために「緻密な計算」をする必要があった。

劉さんは、次のように話した。

「現在の社内制度によると、親の体調が悪いため休暇を申請する場合、社員は年次有給休暇を利用するか、もしくは『欠勤』を申請しなければならない。もし『欠勤』扱いになれば、その日の給料分は月給から差し引かれる。欠勤の日数が多い場合は、季節ボーナスや年度ボーナスに響くことになり、それではコストが高すぎる」と説明した。

「私たち一人っ子が直面する、親の面倒を見なければならないというプレッシャーは極めて大きい。仕事のリズムは速くなる一方で親は日々年老いていき、私たちがやらなければならないことはどんどん増えていく。結婚して子供ができると、家族構成は『421家庭』(両祖父母と両親と一人の子どもからなる家族)となり、4人の高齢者の面倒を見ることは本当に大変だ」。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年8月7日 


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