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各地で一人っ子の「親孝行休暇」制度導入 河南省は年間20日まで取得可能

人民網日本語版 2017年08月07日16:58

重慶市が一人っ子を対象とした「親孝行休暇」制度の立法化を計画しているというニュースが、広く社会の関心を集めている。数年前から、河南・福建・広西・海南の各地で、同様の政策が施行されており、一人っ子向け「親孝行休暇」の日数は、10日から20日とさまざまだ。この政策の実施によって、百の善行のうち一番先に来る「親孝行」が、より実行しやすくなることが期待される。中国新聞網が伝えた。

〇国内各地で一人っ子の「親孝行休暇」制度を導入 河南省は年間20日まで取得可能

空の巣老人の孤独を紛らわせるため、彼らの話し相手になる、広西柳州コミュニティが組織した「叨叨団」のメンバー (撮影・林馨)

改正版「中華人民共和国老人権益保障法」では、家族は高齢者の精神面でのニーズに関心を持ち、それを軽視してはならず、高齢者を粗末に扱ってはならないと規定されている。高齢者と離れて暮らしている家族は、たびたび高齢者に会いに行かなければならない。

各地でも、次々と関連政策が制定されており、一人っ子の両親の権益が保障されている。大まかな統計データによると、これまでに、河南・福建・広西・海南の各地で関連規定が発表されており、一人っ子の親が入院した場合、休暇を取る権利があることが明示されている。

このうち、河南省の一人っ子向け親孝行休暇の日数が最も長く、年間累計20日までと定められている。広西チワン族自治区と海南省は、年間累計15日まで、福建省は年間累計10日までとなっている。

このほか、これらの地方の多くは、「一人っ子の親が満60歳以上である」という適用条件が付いている。また、休暇期間中の給与や福利厚生は変わらないことが強調されている。


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