2016年、トルファン市は旅行、医療、居住、飲食などを一体化する6200平方メートルの「砂風呂体験センター」を建設した。同センターでは、砂丘の上に色鮮やかな日傘が置かれている。日傘の下で観光客らは体を砂の中に埋め、お茶を飲みながら会話を楽しめる。
▽企業が「暑さ」を追ってトルファンに
乾燥と暑さを売りにした製品試験場の誘致も、トルファン市の経済成長に大きく寄与している。トルファン市の市街地から約20キロメートルのところに、130ヘクタール余りの広大な砂漠がある。トルファン市質量技術監督局の龍艶萍副調査研究員によると、ここは中国で最も乾燥して暑い自然環境試験基準点と重要な高温地域試乗基地として認められたという。
同施設はそれぞれのエリアに分けられており、ガラス、ゴム、パイプ、照明器具、自動車座席、ハンドルなどの部品が整然と並び、過酷な環境下での製品の耐久性を試験している。
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