龍艶萍氏によると、昔は中国国内にこうした製品試験場がなかったので、多くの自動車企業は欧米まで出向いて試乗していた。トルファン市が建設した自然環境試験基準点と高温地域試乗基地は、国内のそうしたニーズに対応したものだという。
2016年夏には合わせて138社、延べ2000人がトルファンで車の試乗を行い、現地では宿泊、飲食、輸送、メンテナンスなどの産業を発展させるに至り、8000万元(約13億2500万円)の経済効果が生まれた。
かつて、トルファン市の高温度帯は産業と投資の発展にとって負の影響を与えるだろうと市政府は懸念していたが、今日では高温は資源となり、地元経済の発展に寄与している。(編集HQ)
「人民網日本語版」2017年8月17日
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