国家統計局のウェブサイトによると、2016年全国科学技術経費投入統計公報が10日発表された。データによると、2016年の全国研究開発(R&D)経費は、前年比1506億9000万元増(10.6%増)の1兆5676億7000万元(1元は約17.05円)に達し、伸び率が前年より1.7ポイント上昇した。中国新聞網が伝えた。
国家統計局によると、中国では2016年に科学技術経費の投入が拡大した。R&D経費の投入、国家財政科学技術支出が共に高い伸び率を示し、R&D経費投入強度(R&Dの対GDP比)が安定的に上昇した。
◆R&D経費の状況
2016年の全国R&D経費は、前年比1506億9000万元増(10.6%増)の1兆5676億7000万元に達し、伸び率が前年より1.7ポイント上昇した。R&D経費投入強度は2.11%で、前年より0.05ポイント上昇。R&D人員(フルタイム当量)の年平均R&D経費は40万4000元で、前年比で2万7000元増加した。
◆財政科学技術支出の状況
2016年の国家財政科学技術支出は、前年比754億9000万元増(10.8%増)の7760億7000万元で、伸び率は前年より2.3ポイント上昇した。財政科学技術支出の同年の国家財政支出に占める割合は4.13%で、前年より0.15ポイント上昇。うち中央財政科学技術支出は8.5%増の3269億3000万元で、財政科学技術支出に占める割合は42.1%。地方財政科学技術支出は12.5%増の4491億4000万元で、財政科学技術支出に占める割合は57.9%。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年10月11日
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