インドネシア中央統計庁(BPS)が1日に発表した統計データによると、今年1-3四半期(1-9月)、中国大陸部からインドネシアを訪れた中国人観光客は延べ167万5千人に達し、インドネシアを訪れた外国人観光客総数の16.09%を占めた。中国は今年、3四半期連続で、インドネシアにとって最大の観光客源国となった。新華社が報じた。
BPSの統計データによると、2017年、インドネシアを訪れる中国人観光客が急速に増加し、今年1-3四半期の中国人観光客数は、すでに2016年の総数を上回った。中国人観光客の間で最も人気が高いインドネシアの旅行目的地は引き続きバリ島で、中国はバリ島にとっても最大の観光客源国となっている。
インドネシア共和国観光省太平洋地域促進ディレクターのビンセンスィウス・ジェマドゥ氏はこのほど、「インドネシアは中国市場を非常に重視しており、インドネシア観光省は今後、関連部門と協力して、バリ島に中国人観光客サービスセンターを設立するよう推進していく」と述べた。
インドネシアは今年、より多くの中国人観光客を誘致するために、鄭州や長沙などの都市とインドネシアを結ぶ定期便を新たに就航する計画。また、中国の各都市からマナドやバリ島へのチャーター便も開通する。このほか、インドネシア観光省は、インドネシアの観光資源に対する中国の人々の理解を深めるため、広州、北京、上海、成都の各都市を巡回して観光イベントを開催する。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月2日
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