世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の研究報告から、重慶、広州、上海、北京、成都、深センの中国6大都市は、観光業収入の成長スピードが世界で最も速い都市であることが明らかになった。ロシア・スプートニクの報道を引用して参考消息網が伝えた。
世界65都市を対象とした調査研究によると、中国の特大都市は、観光業収入の成長スピードが最も速い都市となった。トップに立った重慶の観光業収入の年成長率は14%、広州(13.1%)がこれに続き、上海(12.8%)は第3位。続く第4位は北京(12%)、第5位は成都(11.2%)。深セン(10.1%)は第8位。
力強い国内市場の需要が、中国各都市の観光業収入増をけん引する主なエンジンとなった。たとえば、重慶の観光収入全体の約94.5%は、国内観光客の消費によるものだった。
アジア・太平洋地域の大都市のうちトップ10入りを果たしたのは、フィリピン・マニラ(10.9%)、インド・ニューデリー(10.8%)、マレーシア・クアラルンプール(10.1%)、インドネシア・ジャカルタ(10%)だった。
世界観光業収入の年平均成長率は4%、アジア・太平洋地域諸国は5.8%となっている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年10月27日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn