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北京の中学・高校、英語以外の外国語授業で「ミニ国連」を設立

人民網日本語版 2017年11月02日15:40
北京の中学・高校、英語以外の外国語授業で「ミニ国連」を設立

フランス語、ドイツ語、韓国語、スペイン語……新学期の毎週水曜午後、北京石油学院付属中学(中高一貫校)の複数の教室では、4種類の外国語授業が同時に行われている。担当教員は皆、北京語言大学の教員あるいは在校生だ。生徒たちは、英語以外の外国語を教室で学び、教室の外では、多くの海外からのゲストをもてなす。ごく普通の中高一貫校である同校は今や「ミニ国連」に変身を遂げた。

同校の孫麗華先生は、次の通り紹介した。

「本学は昨年8月、北京語言大学(北語大)に『支援』を要請し、『北京語言大学国際学校』という看板を掲げ、大学のカリキュラムを導入する試みを実施した。今学期、大学のカリキュラムが全面的にアップグレード、計9コマの授業を開講した。このうち4コマは外国語授業で、5コマは「動画編集・制作」や「中国の伝統儀礼」などの授業だ。毎週水曜日の午後2時20分から3時まで、生徒たちは自分の選択した授業を受けている。これにより、本校の運営の可能性が大幅に高まり、生徒たちの学習に対する興味や意欲が格段に高まった」。

北語大が開講した9コマの授業のうち、一部の授業は大学院生が行う。大学は、関連した大学院専門科に在籍している院生を対象としたボランティア募集あるいは大学による推薦を通じて講師の募集を行った。講師の任期は1学期間、劉志超さんはそのうちの一人だ。劉さんは現在、ドイツ語学科に所属する大学院3年生という。中高一貫校での授業の質を保ち続けるために、彼は自分が持っている知識に加えて関連文献や資料を調べて授業の準備に勤しみ、在任中、自分の指導教員や大学院の指導者たちから直接教えを請うた。また、大学側は、北京語言大学基礎教育研究室を創設し、学内の各部局に対し、北京石油学院付属中学への支援を業務計画に盛り込むよう指示した。「提携先」として、北京石油学院付属中学は、毎学期末に大学による授業の成果を「検収」する。孫先生は、「学期が終わると、教案を取りまとめて学校に提出する。学校側は、来学期も引き続き、担当教員を任用するか交替させるかを決定する。また、学校側は、新学期が始まる前に生徒たちにアンケート調査を実施し、彼らが受けたい授業科目を把握する。これらの授業については、大学側は依頼すれば必ず実施してくれる」と説明した。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年11月2日

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