3分で100億元(1元は約17.1円)、6分で200億元、9時間で1千億元。今年の「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)で、天猫の取引額はこのように増え続け、最終的に一日で1682億元に達した。2009年は5千万元だったのが、昨年は1207億元に増え、今年は1682億元に達するというように、「ダブル11」の取引額は増加を続けている。中青在線が伝えた。
観察者網によると、今年の「ダブル11」の省・地域別消費額ランキングでは、上位5ヶ所の顔ぶれが昨年と同じだった。
2017年「ダブル11」省・地域別消費額ランキング
1位:広東省
2位:浙江省
3位:江蘇省
4位:上海市
5位:北京市
2017年「ダブル11」最も人気の高かった輸出商品
1位:携帯電話
2位:ウールのコート
3位:セーター
4位:ワンピース
5位:スウェット
「環球時報」の報道によれば、阿里巴巴(アリババ)では「ダブル11」当日に取引額が1億元を超えた店舗が157店あったという。取引額上位5店舗は次の通り。
2017年「ダブル11」アリババ取引額上位5店舗
1位:蘇寧易購公式旗艦店
2位:小米公式旗艦店
3位:栄耀公式旗艦店
4位:海爾(ハイアール)公式旗艦店
5位:ナイキ公式旗艦店
京東は「全国大学別最強購買力ランキング」を発表した。
11月1日に始まったショッピングイベント「京東11.11グローバル良品祭」は11日午後12時までに累計受注金額が1271億元に達した。
若者が購買力の中心になり、京東は「全国大学別最強購買力ランキング」を発表した。購買力上位5大学は次の通り。
2017年「ダブル11」全国大学別最強購買力ランキング
1位:湖北大学知行学院
2位:蘇州西交利物浦大学
3位:青島山東科技大学
4位:北京連合大学北苑キャンパス
5位:河南農業大学
「楚天都市報」の報道によると、京東データ研究院の劉暉院長は、「大学では、学生が買う量が教員よりも多い。女性が男性より多い」と指摘した。
毎年「ダブル11」がやってくると、さまざまなエピソードが生まれる。
「ダブル11」は、買い物するには最適の日だが、告白などはするべきではない。そうしないとあっという間にこの世の悲劇が誕生する。
ネットユーザーが嘆いていた。「『ダブル11』がスタートした12時ちょうどに、愛の告白の電話がかかってきた。それで何も買えなかった……」。
別のネットユーザーが暴露した。「兄夫妻がけんかした。義姉は涙をぬぐいながら窓の外を見て、『今日が11月11日じゃなくて頼んだ荷物が配達中じゃなかったら、とっくに死んでいた』とつぶやいた」。
今年の「ダブル11」を通じて、自分のガールフレンドの親切さに気づいた人もいて、「ダブル11の『最優秀』ガールフレンド」が登場した。こんなエピソードだ。「また買い物シーズンがやってきた。言いたいのは買い物ばかりしているガールフレンドへの愚痴ではなくて、ものすごく感動したという話だ。彼女は全部で24点の買い物をして、4万365元を使い、そのうち23点は僕のために買ったものだった。彼女の4万元するクラッチバッグがどんなものか見に行こうと思う」。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年11月13日
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