10日、ショッピングサイト・天猫(Tmall)は、「ダブル11」(11月11日のネット通販イベント)カーニバルナイトを上海で開催した。同イベントは、「ダブル11」に関するビッグデータを世界に発信するメディアセンターともなった。南方日報が報じた。
11日午前0時になると同時に、「ダブル11」を首を長くして待っていたネットユーザーらの「ネットショッピングカーニバルナイト」のゴングが鳴った。そして、わずか11秒で、取引額が1億元(約17億円)を超え、28秒で10億元(約170億円)、3分01秒で100億元(約1700億円)を超えた。そして、5分57秒で、2012年の「ダブル11」の総額を上回る、191億元(約3247億円)に達した。さらに、7分23秒で、第三者決済サービス・支付宝(アリペイ)の取引件数が、5年前の11日一日の総数に相当する1億件に達した。
注目を集める物流配送の面では、開始から12分後に、1つ目の荷物の受け取りが完了した。荷物を受け取ったのは上海嘉定区の男性・劉さんで、午前0時になると同時におやつを買い、物流サービス・菜鳥のスマート物流が最も近い倉庫から出荷し、わずか12分での受け取りを実現した。「前もって買い物かごにビスケットや堅果などのおやつを入れておいた。そして、0時になった瞬間に決済した」と劉さん。その注文は菜鳥のスマート配送システムを通して、ロボットとラインが自動で商品を選び、包装を完了。4分以内に、商品に送り状が張られ、倉庫から発送され、12分18秒で受け取りが完了した。宅配大手・圓通速逓の配達員が家のドアをたたいた時、劉さんはまだオンラインショッピングを楽しんでいたという。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月11日
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