「中国天文年歴」によると、11月22日午前11時5分に二十四節気の「小雪」を迎えた。この日から、気温が下がり、さらに寒さが増し、雪が降り始めるようになる。専門家は、この時期は辛い食べ物は控え、水分をよく取り、禁酒・禁煙を心掛け、規則正しい生活をした方がよいとアドバイスしている。新華社が伝えた。
天津市天文学会の趙之■理事(■は王へんに行)によると、毎年11月22日または23日に太陽黄経が240度になるときが「小雪」の到来となる。小雪は、雪が降る時期や程度が二十四節気の「雨水」や「谷雨」などと同様に、天候に直接影響を及ぼす節気となる。
気象資料によると、「小雪」の日から、寒波や強烈な寒気が活動する頻度が高くなり、この節気になると、気温はますます下がり、気温が徐々に摂氏0度以下まで下がっていくという。
中央気象台は20日、今後1週間、寒気の活動は活発となり、気温が低下すると予報している。
天文学の専門家は、「『小雪』の前後は寒く、曇りがちな天気となり、日光量が少なく、鬱々とした気持ちになりやすいため、健康にマイナスの影響をもたらす。そのため、意識して心の状態を整え、心の落ち着きを保ち、欲望を減らし、戸外での活動にできるだけ参加したり、楽器演奏や読書などの趣味で楽しい時間を過ごしたりするといい」とアドバイスしている。
食事に関しては、体を温める羊肉や牛肉、鶏肉などを摂取し、黒米や黒ゴマ、黒豆、黒キクラゲなどの黒い食品を摂るといいという。黒い食品は気を補い、腎臓の調子を整え、寒さに強くなる効果があるとされている。(編集YK)
「人民網日本語版」2017年11月22日
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