第1回中国ロシア越境EC大会がこのほどロシア・イルクーツク市で行われた。中国の中国ロシアEC促進会とロシアの基幹中小企業連合会イルクーツク支部が共同で主催したもので、両国からEC分野の企業関係者300人近くが参加し、中ロ国境貿易の現状、モデル転換の難点、発展態勢、プラットフォーム建設の新モデルについて討論したとともに、ロシアの海外倉庫建設と物流ルート建設における中国ECプラットフォームの重要性を提起した。人民日報海外版が伝えた。
また同促進会と同支部および同連合会エカテリンブルク支部との間でそれぞれ戦略的協力合意が締結され、これから投資協力、両国の消費者の権利保護、製品の商標登録、輸出入商品の認証、情報交換などをめぐる交流メカニズム、相互訪問メカニズム、情報コミュニケーションメカニズムを構築するとともに、幅広く深いレベルでの協力を積極的に展開していくことになった。
ここ数年、中ロ間の越境EC協力が急速に発展し、両国の経済貿易協力における新たな注目点になっている。今年上半期の中ロEC貿易額は約16億ドル(約1792億円)に上り、前年同期比26.6%増加した。ロシアのネットユーザーの中国商品のオンライン注文金額は前年同期の6倍に増えた。ネット通販イベント「ダブル11」当日の11月11日には、ロシアの消費者の中国通販サイトでの消費金額が前年同期の5倍に増加し、消費量も4倍に増えた。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年11月21日
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