無人コンビニ業界の発展に伴い、一部の専門学校も無人コンビニに注目している。無人コンビニ・繽果盒子と北京科技高級技術学校がこのほど戦略的契約書に署名し、双方は今後、無人小売の産学研の協力を展開していく。北京日報が伝えた。
業界関係者によると、2017年は無人小売元年とされている。無人小売が発展する一方で、失業を招くという声が後を絶たない。しかし歴史上の数多くの技術革命の経験を見ても、技術の進歩は失業を生まないばかりか、雇用を創出することが分かる。無人小売の店内無人化は表面的に人が減るように見えるが、実際には無人小売産業チェーン全体をめぐり、物流や警備、調整、運営といった多くの新しい雇用が創出される。これらの新しい仕事は、同じく人を必要とする。雇用枠を創出するほか、無人小売はロボットによる監視が可能となる。多くの無意義な労働時間が短縮され、人々はより有意義な仕事に専念できる。無人小売の現在の発展ペースをみても、新しい専門的人材がすぐに不足するとみられており、専門学校は関連人材の募集・育成・輩出で、重要な力を発揮することになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月22日
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