11月19日は5回目の「世界トイレの日」で、3回目の「中国トイレ革命PRデー」でもある。国家観光局は、「2018年から2020年の間に、全国で6万4千ヶ所のトイレを新築・改築する。また、第3のトイレと言われる多機能トイレの設置の足並みを加速、女性トイレの比率を高める」とした。中国新聞網が報じた。
国家観光局は、今後3年間で、多機能トイレの設置を引き続き推し進め、女性トイレの比率を高め、トイレ管理・サービスのレベルを引き上げる方針。多機能トイレの設置の足並みを加速し、国家レベル・省レベルの観光リゾート地域および4A級以上の観光地の設置率を100%とし、A級観光地とその他観光スポットでの多機能トイレ設置を奨励する。
また、女性トイレの比率も高めるよう尽力する。女性トイレと男性トイレの比率を3対2(男性立位用トイレも含む)以上とし、男女トイレの場所交換を奨励し、人に優しいトイレを増やす。旅行ピークシーズン、重大祝祭日、大型祝賀イベント期間中は、移動トイレの設置や女性専用トイレの設置を奨励する。
このほか、乾燥地域や高地寒冷地域では、技術的な応急措置を講じ、観光ツアー参加者のトイレ使用需要を保障する。「トイレ開放連盟」の設立を推進し、条件を備えた機関や企業が無料で自社トイレを開放するよう奨励する。
さらに、国家観光局は、「『インターネット+』情報技術を革新・応用し、スマート化管理を実現し、トイレ電子マップやアプリなどの管理サービス革新ツールを広く普及して『トイレ捜索難』問題や『トイレ利用難』問題を解決する」としている。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月20日
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