健康的なライフスタイルを崇拝する人々は、甘い物は一切食べず、赤身の肉や魚を好んで食べ、それが正しい選択であると信じて止まない。だが、たとえ栄養豊富な食べ物であっても、食べすぎれば、甘い物より大きなダメージを人体に及ぼす危険性があるという事実を知る人は少ない。ファッション誌「Elle」ロシア語電子版には、「高栄養でも食べすぎに注意すべき6つの食べ物」が紹介されている。環球網が伝えた。
1.スモークサーモン
生の魚を好む人が生のサーモンを食べ過ぎても、深刻な問題は発生しない。だが、我々は敢えて、スモークサーモンが好きな人は食べる回数と量を制限すべきだと提唱する。これは、スモークサーモンには、強い発がん性がある多環芳香族炭化水素(Polycyclic Aromatic Hydrocarbons:PAHs)が含まれることによる。
2.紅茶キノコ
紅茶キノコには大量の善玉菌が含まれており、人体に有益であることは良く知られている。だが、紅茶キノコにはグルクロン酸も含まれており、摂取しすぎると胃痛や胸やけなどの不快感が起こりやすいことを忘れてはならない。
3.マグロ
マグロの身には、鉄、亜鉛、マグネシウムなどが豊富に含まれており、タンパク質も多い。だが、同時に、水銀という重金属も大量に含まれている。水銀は、視力減退や筋肉硬直などの問題を引き起こすため、マグロの身を頻繁に食べるのは避けた方が良い。
4.ヤシ油
ヤシ油は長所が多く、使用範囲も広いが、食用にする際には慎重に摂取すること。ヤシ油にはトリアシルグリセロールという脂肪も大量に含まれている。この脂肪は、体内のコレステロール値を下げる作用があり、ホルモン分泌不足やビタミン欠乏症など一連の心理的・生理的変化をもたらし、身体の健康を脅かす恐れがある。
5.インスタント・スープ
調理や後片付けの時間を節約したい時、インスタント・スープという選択肢は確かに悪くない。インスタント・スープにはさまざまな野菜が入っており、カロリーも低く、栄養豊富でヘルシーだ。だが、この優位性の多い食べ物にも、非常に大きな欠点がある。それは、塩分が多すぎることだ。成人の1日の塩分摂取量目安は2グラムと言われているが、インスタント・スープ一杯には1.5グラムもの塩分が含まれている。
6.焼肉
焼肉は高タンパク・低カロリーだが、食べ過ぎると健康を損なう。高温で調理された焼肉や鉄板焼きには、発ガン物質が含まれる。だが、電気オーブンを使って肉を調理すると、発生する有害物質の量はかなり抑えられる。とろ火で煮る、あるいは電子レンジで調理すると、人体に対するダメージはほとんど無くなる。(編集KM)
「人民網日本語版」2017年11月21日
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