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中国鉄道「十三五」計画:2020年までに高速鉄道総距離3万キロに

人民網日本語版 2017年11月27日15:46

中国国家発展・改革委員会(発改委)は24日、「鉄道『十三五(第13次五カ年計画:2016-2020年)』発展計画」を発表し、中国鉄道の発展目標を紹介した。中国高速鉄道の営業総距離は2020年までに3万キロメートルに達し、高速鉄道網は大都市の80%以上を網羅する見通し。中国新聞社が伝えた。

同計画の概要は次の通り。

鉄道網建設の方面では、中国鉄道の営業総距離は2020年までに15万キロメートル、そのうち高速鉄道は3万キロメートル、複線化率は60%、電化率は70%にそれぞれ達する見通し。

――高速鉄道ネットワークを拡張する。「四縦四横」主要幹線網の建設をベースとして、高速鉄道の建設は秩序立てて進められ、高速鉄道ネットワークをほぼ完成させる。

――幹線鉄道網の合理化・完備を進める。東部鉄道網を持続的に合理化・完備し、中西部鉄道網を引き続き拡大、西部と東部・中部との接続をさらに拡大、地域内の接続をさらに緊密化し、中西部鉄道網の総距離を約9万キロまで延ばす。国際鉄道の建設も秩序立てて進め、周辺国家の鉄道との相互接続を積極的に発展させる。

――城際(都市間)、市域(郊外)鉄道を秩序立てて発展させる。経済が発達し、人口が密集し、都市が密集しているエリアにおいて、都市間・市域(郊外)鉄道基幹ネットワークを形成し、都市間・市域(郊外)鉄道の総距離を約2千キロとする。

――総合中枢一体化接続を実現する。施設・設備の組み合わせが完全で、現代的かつ高効率の総合交通中枢を形成し、約3千キロの支線鉄道ネットワークを建設し、旅客輸送における「ゼロ距離」乗り換えと貨物輸送における「シームレス化」接続をほぼ実現する。

運送サービスの分野では、以下3項目の達成目標が定められた。

――より大きな範囲を網羅する。全国鉄道ネットワークが、市街地常住人口20万人以上の都市をほぼカバーし、高速鉄道網は大都市の80%以上をカバーする。

――よりスピーディな旅客輸送を実現する。旅客輸送における高速鉄道の割合を65%とする。北京から多くの省会(省政府所在地)都市との所要時間を2~8時間とし、隣接する大・中都市とは1~4時間の快速輸送を実現、主要都市群内では0.5~2時間のスピード通勤を実現する。

――より効率の高い貨物輸送を実現する。貨物輸送能力が、区域間におけるエネルギー・資源などの各種物資輸送のニーズをほぼ満たし、「ドアツードア」や「スピード配送」などの全過程物流サービス体系を基本的に形成する。

中国鉄道の情報化建設については、一連の手配計画が打ち出された。

――乗客・貨物サービスのネットワーク化を実現する。乗客輸送では乗車券のオンライン販売率を80%とし、貨物受付・電子決済・物流追跡などの貨物輸送業務のオンライン処理を実現する。

――輸送組織のスマート化を実現する。調整・指揮系統のスマート化レベルをさらに高め、運輸・生産プロセスの情報化をほぼ実現する。

――安全監視コントロールの自動化を実現する。モニタリング・コントロールと管理を一体化した安全監督管理情報システムをほぼ確立し、安全生産動態情報のリアルタイムモニタリング・コントロールを実現する。(編集KM)

「人民網日本語版」2017年11月27日

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