国務院はこのほど「『十三五』国家戦略的新興産業発展計画」(十三五は第13次五カ年計画のこと)を発表し、世界的視野で先端技術の研究開発を見通して配置し、新しい産業の誕生を常に促し、宇宙や海洋などの革新的領域で重点的に飛躍を遂げるとの方針を打ち出した。新華社が伝えた。
同計画によれば、第13次五カ年計画期間に、中国は宇宙に進出する力を著しく高める方針という。エンジン、特大直径構造体の設計・製造、先進的コントロールなどの重要技術の推進に力を入れてブレークスルーを達成し、大型キャリアロケットを発展させ、未来の重要宇宙航空任務の達成を保障していく。速くて、安価で、再利用可能な小型の積載可能な往復輸送システムを発展させる。またより高度な空間での精度の高い測位能力を備えた宇宙航空機の自律航法や飛行技術を大幅に前倒しして計画するという。
同計画は、新型宇宙航空機の発展を加速させ、宇宙航空分野の重要技術のブレークスルーと重要製品の研究開発を加速させる必要があるとする。海洋分野では、深海、遠海、極地における次世代の技術設備やシステムを発展させるとしている。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月22日
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