中国工業・情報化部(省)のウェブサイトで発表された情報によると、同部弁公庁はこのほど「5G技術研究開発試験第3段階の開始に関する通知」を発表した。同通知は、5G技術研究開発試験第3段階の作業を開始し、2018年末までに第3段階試験の基本目標を達成することを明らかにしている。中国新聞網が伝えた。
同通知は、試験目標を明確にすることを求めており、試験プランと試験マニュアルを先に作成し、第3段階試験目標・内容・指標・要求を明らかにするとしている。5G商用化前の製品研究開発・検証・産業協同を重点的に見据え、商用化前の設備基地局・ネットワーク・相互操作、及びシステム・チップ・計器などの産業チェーン川上・川下の相互接続試験を展開する。産業チェーン主要部分を全面的に商用化水準にする。
同通知は、試験環境を構築するとしており、資源を調整し、中国情報通信研究院5G実験室および北京懐柔屋外試験システムの構築と改善を加速させる。複数の業者と屋内外一帯の試験環境を形成し、期限通りに第3段階試験の需要を満たす。
同通知は、設備の研究開発を加速するとし、同部「第5世代移動通信システムの3300-3600MHz及び4800-5000MHz帯使用の関連事項に関する通知」が確定した帯域に基づき設備開発を加速させる。標準の進展と同時に設備の能力を更新し、国際標準と同時に5Gプレ商用化製品の発表を目指していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月27日
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