中国共産党中央委員会弁公庁、国務院弁公庁はこのほど「インターネットプロトコルバージョン6(IPv6)規模化配置行動計画」を通達した。また通知を出し、各地域の各部門に対して実情に応じ、しっかりと履行するよう求めている。新華社が伝えた。
同計画によると、インターネットは国民経済と社会の発展に関わる重要インフラであり、世界の経済構造・利益構造・安全構造に深い影響を及ぼしている。IPv4に基づく世界ネットワークはネットワークアドレスを消耗し尽くし、サービス水準を保証できないという制約的問題に直面している。IPv6は十分なネットワークアドレスと革新スペースを提供する、世界が公認する次世代インターネットビジネスのソリューションプランだ。
同計画は5-10年をかけ、次世代インターネット自主技術体系及び産業生態を形成し、世界最大規模のIPv6商用応用ネットワークを構築するとした。これにより次世代インターネットの経済・社会の各分野での深い融合と応用を実現し、世界次世代インターネット発展の重要な主導力になる。2018年末までに、市場が駆動する良好な発展環境をほぼ形成する計画で、2020年末までには市場が駆動する良好な発展環境を日増しに整えていく。そして2025年までには中国のIPv6ネットワーク規模・ユーザー数・通信量で世界一になるとしている。ネットワーク・ソフト・端末がIPv6を全面的にサポートし、次世代インターネットへのフラットな発展とアップグレードを全面的に完了し、世界トップの次世代インターネット技術及び産業体系を形成していく。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年11月27日
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