化粧品大手ポーラの販売店が「中国の方出入り禁止」と貼り紙していたことに関して、ポーラはこのほど、公式サイトで「誠に申し訳なく遺憾。貼り紙は、すでに撤去した。事実確認が出来次第、当該店舗には厳正なる処分を実施する」とする謝罪文を掲載した。中国新聞網が報じた。
謝罪文は以下の通り。
「11 月24 日に中国のSNS 等に公開されました、弊社店舗における、お客さまへの不適切な貼り紙につきまして、多くの皆さまにご不快な思いとご迷惑をおかけしておりますことを、誠に申し訳なく遺憾に思っております。弊社の方針として、『世界中の皆様に商品サービスをお届けし、人生をより豊かにしていただくサポートをしていきたい』と考えており、中国をはじめ海外でも店舗展開を行うなど、世界中の皆さまにご愛顧いただいております。今回SNS 上に掲載されております貼り紙につきましては、当該店舗を確定し既に撤去いたしました。一部SNS 上で指摘されている情報とは異なる店舗でございます。弊社としても事態を重く受け止め、事実確認が出来次第、当該店舗においては営業停止をするとともに、厳正なる処分を実施いたします」。
NHKは25日の報道で、「化粧品メーカー・ポーラの愛知県にある販売店が『中国の方出入り禁止』とする張り紙をしていた問題で、POLAはすぐに公式サイトに謝罪文を掲載し、『一部SNS 上で指摘されている情報とは異なる店舗である』としたものの、その店舗を確定し、貼り紙はすでに撤去した」と伝えた。
1929年に静岡で創業したポーラは、主に化粧品の製造・販売を行い、従業員数は1216人(2016年度)で、16年度の売上高は約1161億円。日本に販売店が約4600店舗あり、その商品は海外の中国大陸部、台湾地区、香港地区、澳門(マカオ)地区などでも人気がある。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年11月27日
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