12年間にわたり毎年行われている「2017年今年の漢字・流行語(漢語盤点2017)」始動イベントが20日、北京市で行われた。主催者側は「ビッグデータ版」年度推薦ワードに「十九大(中国共産党第19回全国代表大会)」が含まれていることを明らかにした。中国新聞社が伝えた。
「2017年今年の漢字・流行語」は、国家言語資源モニタリング研究センターと商務印書館等が共催するイベントで、今年の中国と世界を表す「漢字」と「ワード」を選考する。人々が言葉を使って暮らしを記録し、中国の視点から社会の変遷や世界の様々な出来事を表現することを奨励するのがその目的。
主催者側は始動イベントで「ビッグデータ版」の年度推薦ワードを発表した。国家言語資源モニタリング研究センターや清博ビックデータの統計と専門家による推薦ワードのいずれにおいても「十九大」が国内ワードのトップとなった。語文出版社の王旭明社長は、「一つの党の全国代表大会が中国全土のみならず全世界の注目も集めたということは、中国というこの国の影響力の大きさを十分に物語っている。そのため『十九大』が選ばれたのは当然の結果」と話した。
中国国内の注目を集めた「ワード」にはこのほかにも「雄安新区」や「共享(シェア)」、「新時代」、「不忘初心(初心を忘れず)」などが候補に挙がっており、「漢字」には「新」や「怼」、「享」などが挙がっている。世界のワードや漢字には「断」や、「恐」、「習特会(習近平国家主席とトランプ大統領の会談)」、「人工知能(AI)」などが挙げられた。
「2017年今年の漢字・流行語」は、ネットユーザーによる推薦、専門家による評価、ネット投票、選考結果発表の4フェーズで進められ、12月21日には投票結果が発表される予定だ。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年11月22日
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