「これはスマート試着室です、顔認証をお願いします。あなたにぴったりの服装をコーディネートします」または「いらっしゃいませ、合計で200元(1元は約17.25円)です。顔認証で決済をお願いします」というこうしたメッセージは、25日に深セン市に登場した、「微信支付(WeChatペイメント)」を活用した全国初の顔認証スマートアパレル店内で目にした光景だ。人々はここで商品を購入する際に、携帯電話さえ「携帯」する必要がない。顔認証だけで、スムーズで便利な買い物を楽しむことができるのだ。南方日報が伝えた。
深セン九方ショッピングセンターのJack & Jonesと広州白雲万達広場のVERO MODAの顔認証スマートアパレル店が、25日にオープンした。
これらの店舗を取材し、新しいスマート店のおしゃれな購入方法を体験した。店に入ると、スマート試着室のディスプレイ前で顔認証をし、会員登録を行い微信支付を起動することで、顔認証会員の登録を完了する。それから再びスマート試着室前で顔認証をすると、その人に合ったコーディネートを提案してもらえる。
スマート試着室の革新的な購入方法により、シンプルでカスタマイズされた買い物を楽しむことが出来た。推薦された服を選んだ後は店員を呼び試着するか、ディスプレイにあるQRをスキャンするか、ブックマークを保存して、直接ネット上で購入することも可能だ。決済する場合、会員は顔認証会員カウンターに行き、もう一度顔認証を行い、微信支付で決済する。ユーザーは携帯電話を取り出す必要がなく、顔認証だけで決済し、しかも会員サービスを受けることができる。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月27日
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