年末が近づき、改めて今年のカレンダーを眺めると、中国経済をめぐる大きな出来事のうち、特に興味深かったのはどの話題だろうか。人民網は2017年の経済10大ニュースを総まとめし、今年1年の変化を振り返った。人民網が伝えた。
(1) 経済発展は安定の中で好転 新原動力が大きく育つ
2017年の中国経済は力強く成長した。第1~3四半期の国内総生産(GDP)成長率は第1四半期(1~3月)が6.9%、第2四半期(4~6月)が6.9%、第3四半期(7~9月)が6.8%で、通年の目標値6.5%を上回った。物価上昇圧力はそれほど強くなく、緩やかなインフレとなった。
これと同時に、新興産業の工業生産額がGDPに占める割合が緩やかに上昇した。一連の新経済、新業態、新モデルが登場するのにともない、中国経済の発展の活力がより強化され、原動力がより充足した。
また同時に、経済発展の大きなリスクである金融システムにおけるシステムリスクが効果的に抑制された。債務リスクも効果的に抑制され、広義マネーサプライ(M2)の増加率は10%以下に収まった。
(図:データの出所はWind資訊)
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