王毅外交部長(外相)は人民日報の取材に対し、第19回中国共産党大会が国際社会に与えた大きな反響について見解を述べた。
【記者】第19回党大会が国際的に大きな反響を与えたことを、どう見るか。
【王部長】第19回党大会の開催は全世界から注目を集め、世界で話題となった。1つの政党の大会がこれほど広く注目を集めるのは、世界的にも他に例を見ないことであり、国際社会の「中国観」に重要かつ積極的な変化が生じつつあることを集中的に示すものだ。
第1に、中国の路線への賛同の声が一層高まった。中国の特色ある社会主義の道が中国に歴史的成果をもたらしただけでなく、世界の繁栄と進歩にとっても重要な理論的価値及び実践的意義を持つことを認識する国が増えている。つまり、各国は自らの国情に最も合った発展の道を自主的に選択するべきであるということだ。
第2に、中国の貢献への期待が一層高まった。不安定な世界を前に、中国は自らの発展を保つと同時に、世界の平和と発展をどう促進するかについて系統立った理念と措置を打ち出すとともに、それを実行に移す行動力を示した。新時代に入った中国が世界の成長の「エンジン」、世界平和の「スタビライザー」としての役割を一層発揮することを国際社会は期待している。
第3に、対中協力の意向が一層強まった。第19回党大会はよりハイレベルの開放型経済の発展、特に「一帯一路」建設の推進に向けて戦略的計画を立てた。これは中国と外国の互恵協力に一層大きな空間を切り開いた。各国は中国の将来の発展を一層有望視し、中国のチャンスを一層重視しており、対中協力の強化が国際社会の一致した共通認識となりつつある。(編集NA)
「人民網日本語版」2017年12月25日
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