<情報接触ルート>
中国への理解度は発展途上国で顕著に上昇
中国をどれだけ知っているかについては、27%の海外調査対象者が「とてもよく知っている」または「比較的よく知っている」を選んだ。この割合は発展途上国で36%に達し、前回から7ポイント高まった。中高年層に比べると、海外の若年層は中国をよりよく知っていると考えている。
中国産品を通じて中国を知る人の比重が顕著に増加
中国の情報を知る最も主要なルートは2015年と同様、現地の「従来メディア」(61%)、「ニューメディア」(43%)、「中国産品の使用」(41%)が多く、とりわけ中国産品の使用の比重が顕著に増え、6ポイント拡大した。
年齢別に見ると、海外中高年層は従来メディアを情報ルートとする割合が高く、若年層はより多くがニューメディアを通じて中国の情報を得ている。
中国メディアの海外伝播の主要な障害は「どの中国メディアを見ていいかわからない」
海外調査対象者が中国メディアに触れない原因は「どの中国メディアを見ていいかわからない」(25%)がトップで、「表現方式がぎこちなく、よくわからない」(19%)が第2位、「すでに普段見ているメディアがある」(18%)が第3位だった。
中国の科学技術と文化の分野の情報が最も関心受ける
海外調査対象者が中国メディアを通じて知りたい内容としては、中国の「科学技術」(38%)や「文化」(37%)の比重が最も高かった。
中国メディアの伝播する内容に対する興味は全体として発展途上国の方が先進国より高かった。
年齢層で比較すると、海外の若年層は中国の娯楽や教育の情報により興味を持っており、中高年層は中国の歴史や国民生活の情報により大きな興味を持っている。
<中国に来る意欲>
中国に来る意欲は発展途上国と海外若年層で最高
今後3年以内に中国に学習や勤務、観光に来る計画のある海外調査対象者の割合は3割近くに達し、この割合は発展途上国では4割近くに達した。中国に来る意欲の最も高い4ヶ国はいずれも発展途上国で、インドネシア(60%)とサウジアラビア(52%)、インド(51%)、ロシア(41%)だった。
中国に来る意欲は海外の若年層で明らかに中高年層より高かった。
訪問を計画している地域がより広範に
2015年とほぼ同様、海外調査対象者に最も人気の中国の都市のトップ3は依然として北京(38%)、香港(27%)、上海(25%)だったが、同時に、訪問を計画している地域は国内のその他の都市に分散し始めており、中国での目的地の選択は日増しに多様化している。
「人民網日本語版」2018年1月8日
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