山西省にある太原衛星発射センターは9日午前11時24分、「長征2号丁」ロケットを使い、高分解能商業リモートセンシング衛星「高景1号」の「03星」と「04星」を打ち上げた。衛星は順調に予定の軌道に乗ると、軌道上を飛行中の「01星」と「02星」とネットワークを構築した。これは中国初の0.5メートル級高分解能商業リモートセンシング衛星ネットワークの正式な構築を意味する。科技日報が伝えた。
中国航天科技集団有限公司第五研究院が開発を担当し、中国四維測量技術有限公司が商業化運営を担当。長征ロケットの打ち上げは今回が261回目となる。
中国四維測量技術有限公司が発表した情報によると、「03星」と「04星」は「01星」と「02星」と異なり、衛星・地上一体型画像品質改善デザインが施されており、画像の質が飛躍的に向上している。目標をイメージングすると同時に、「03星」と「04星」はデータ伝送アンテナ回転構造を使い、地上基地を追跡し、画像データを伝送できる。この機能により軌道上の画像の地球への伝送効率を大幅に高め、ユーザーにより新鮮でリアルタイムに近い画像データを提供できる。衛星4基のネットワーク構築によりサービス能力がさらに強化された。そのため国内民間用リモートセンシング衛星ネットワークの中では現時点において「最強」と言われている。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年1月11日
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