中国衛星測位システム管理弁公室主任、北斗衛星測位システム報道官の冉承其氏が27日に発表した情報によると、北斗はインターネット・クラウドコンピューティング・ビッグデータと融合し、高精度時空情報クラウドサービスプラットフォームを構築し、世界初の北斗をサポートする測位加速・補助システムを打ち出した。サービスは200以上の国と地域を網羅し、利用者数が1億人を突破し、毎日2億回サービスを提供している。科技日報が伝えた。
冉氏は国務院新聞弁公室が同日開いた記者会見で、「北斗は5年間で一般人の生活に浸透している。北斗システムは指で触れるだけで利用できるようになった。世界主流携帯チップのほとんどが北斗に対応しており、国内で販売されるスマートフォンは北斗が標準スペックになっている。シェア自転車は北斗搭載により詳細な管理を実現している。北斗をサポートする腕時計、ブレスレット、学生カードは、人々の暮らしを便利にしている」と述べた。
北京では現在、タクシー3万3500台、路線バス2万1000台が北斗を搭載しており、北斗測位のフルカバーを実現している。物流トラック1500台と宅配員1万9000人が使用する北斗端末とブレスレットが物流クラウドプラットフォームと接続し、リアルタイムの調整を実現している。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年12月28日
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