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中露外務次官が朝鮮半島問題で協議

人民網日本語版 2018年01月15日11:33

中国の孔鉉佑外交副部長(外務次官)(中国政府朝鮮半島問題特別代表)とロシアのモルグロフ外務次官(6カ国協議首席代表)は13日にモスクワで協議し、朝鮮半島問題について踏み込んだ意見交換をした。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

双方は引き続き非核化目標を堅持し、朝鮮半島の平和・安定を維持し、対話と協議による問題解決に尽力すると表明。平昌冬季五輪をめぐる朝韓の最近の対話と働きかけ合いは、朝鮮半島の緊張緩和と相互関係の改善に資し、前向きな意義を持つとの認識で一致した。双方はこれを歓迎・支持したうえで、朝韓双方が引き続き互いに善意を示し、同じ方向に向かい、持続可能な和解基調の形成を推し進め、朝鮮半島問題の対話・協議による解決に向けて環境を整えるよう望むとした。また、現在の情勢下、関係各国は情勢に生じた前向きな変化を捉え、緊張緩和、相互信頼増進、対話促進に資する事を行うべきだとした。

双方はまた、中露が中国側の「相互停止」提案及び「デュアル・トラック」アプローチとロシア側の「段階的」ロードマップに基づき示した共同提案について、各国の懸念にバランスよく配慮した、朝鮮半島問題解決推進の現実的で実行可能な案だと指摘。柔軟性を示し、平和・対話促進に向けた中露の努力に前向きに応え、朝鮮半島問題を対話の道に早く戻すよう各国に呼びかけた。(編集NA)

「人民網日本語版」2018年1月15日

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