米国防総省が先日発表した国家防衛戦略について、外交部(外務省)の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で「中国の国防・外交政策を故意に歪曲し、大国間の戦略競争を誇張し、根本的過ちを犯している」と指摘した。
報道によると、米国防総省が19日発表した報告は中国について、米国に取って代わり世界の主導的地位を得ることが将来の戦略的意図だと非難した。
「米側のこの報告は時代後れの冷戦思考とゼロサムゲームの考えに満ちており、中国の国防・外交政策を故意に歪曲し、大国間の戦略競争を誇張し、根本的過ちを犯している」と華報道官は指摘。
「中国は終始変らずに平和的発展路線を歩み、終始防御的国防政策を遂行し、終始世界平和の建設者、全世界の発展の貢献者、国際秩序の維持者である。これは国際社会の誰の目にも明らかだ」と述べた。
華報道官はさらに「われわれは米側が冷戦思考を棄て、現代の世界と中米関係を正しく見て、中国側の戦略的意図を歪曲するのを止め、中国側と同じ方向に向かい、尊重し合い、協力に焦点を合わせ、溝を管理・コントロールし、中米関係の長期的で健全な安定した発展を維持することを望む。これこそが中米両国及び世界各国の利益に合致する正しい選択だ」と述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月23日
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