「水の都」として世界的にも名高いイタリア北部の都市・ベネチア。そんなベネチアの人を惑わすような魅力は景色ばかりか請求書にも影響を与えているようだ。このほど、日本人学生4人が観光名所のサンマルコ広場近くのレストランで、ステーキと魚のフライに数杯の水を頼んだだけで1145ユーロ(約15万円)も請求されるぼったくり被害に遭い、現地の警察に届け出たのだという。
ある有名旅行サイトにおける同レストランの評価はわずか1.5ポイントで、利用者の83%から否定的なコメントが寄せられている。シーフードは100グラム8ユーロ(約1000円)であるにも関わらず、1匹8ユーロと思わせるようなメニューの書き方をしている。「悪事千里を走る」という諺があるように、インターネットが普及している現代において、ちょっとした「悪事」はこのように瞬く間に世界中の人々に知られることになってしまう。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年1月29日
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