中国外交部(外務省)の華春瑩報道官は29日の定例記者会見で「中国側は中日韓サミットの適切な時期の開催について、日韓双方と緊密な意思疎通を継続する」と表明した。
【記者】日本の河野太郎外相が先週末訪中し、双方は海空連絡メカニズムの早期実施を目指し行動することで合意した。メカニズム実施の具体的時期はいつか。中国側指導者の訪日計画はあるか。
【華報道官】中日の海空連絡メカニズム構築は双方の相互信頼の増進、溝の管理・コントロール、東中国海の平和・安定維持に資する。河野外相訪中時、双方は両国の防衛当局が海空連絡メカニズムの構築で原則合意したことを歓迎し、早期署名・実施を望むとした。
中国側指導者が訪日するかどうかや日本側が重視する中日韓サミットの問題に関してだが、上層部間の交流を保つことは相互信頼の増進、協力の促進にとって間違いなくプラスだと考える。中国側は中日韓サミットの適切な時期の開催について、日韓双方と緊密な意思疎通を継続する。3カ国が共に努力して、会議にプラスの条件と望ましい雰囲気を整え、その積極的な成果を確保することを希望する。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月30日
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