北京市住宅・都市農村建設委員会が28日に明らかにしたところによると、2017年12月には、北京市の新築住宅価格と中古住宅価格がともに前年同期に比べて低下し、中古の取引価格は最高値に比べて13%低下したという。新華社が伝えた。
17年12月の北京の新築住宅平均価格は1平方メートルあたり3万7800元(1元は約17.2円)で、16年12月より0.9%低下した。中古住宅平均価格は同5万9100元で、前年同期比1.2%低下し、最高値だった17年3月に比べて13%低下した。
同委の徐賤雲委員長は、「2017年3月には、住宅価格上昇の勢いに対応するため、北京市委員会や北京市政府が思い切った決定を行い、北京市住宅・都市農村建設委員会などの関連部門が『3・17新政』を打ち出した。その後は『釘を打つ精神を発揚し、補充改善政策を行う』との業務方針に基づき、20数件の政策を相次いで打ち出して投機的なニーズや投資目的のニーズを抑制した」と述べた。
2018年には、北京市は「家は住むためのもの、投機するためのものではない」との位置づけを断固として実行に移し、調整コントロールをぶれることなく堅持し、調整コントロールの安定した力を引き続き維持し、住宅市場の安定的な運営を全力で維持していくという。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年1月29日
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