日本の河野洋平元衆議院議長は26日、東京都内で開かれた共同通信加盟社研究会で講演し、平和憲法第9条に自衛隊に関する文言を加える安倍晋三首相の改憲の企てを公に批判した。
河野氏は同日「日本国民の中に憲法第9条の改正を求める声はない。日本の戦争放棄と戦力不保持を明確に規定する憲法第9条はわれわれの決意と覚悟であり、理想でもある。そして理想のために奮闘するのは政治家一人一人の使命だ」と指摘した。
安倍氏は22日の施政方針演説で、具体的改憲案の提出を各党に求め、衆参両院憲法審査会での改憲議論の推進を図った。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年1月29日
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