民宿プラットフォーム・エアビーアンドビー(Airbnb)がこのほど発表した2018年春節(旧正月、今年は2月16日)のお出かけ状況予測によると、春節連休期間中に同プラットフォームを利用して国内旅行に出かける人の数が急速に増加し、目的地もますます多様化し、これまでの一線都市中心から二線都市や三線都市へと徐々に広がりをみせ、南西路線が最も人気があり、都市別では成都市の人気が最も高いという。「北京日報」が伝えた。
成都は一気に躍進して国内観光客に最も歓迎される目的地となり、中でも民宿が予約件数でトップを走る。成都に続く人気都市は北京、上海、広州、重慶の各市。成都の民宿市場の今年の動きには目を見張るものがあり、2017年春節期間に比べ、国内観光客の受入人数の伸びが全国最速となり、のべ予約者数の増加率が327%に達した。増加率が3けたに達した都市は成都のほか、重慶、広州、大理などがある。
大都市のユーザーの国内旅行に対する嗜好にはそれぞれのこだわりがみられる。北京のユーザーは南方への旅行を最も好み、広州と成都を真っ先に選ぶ。上海のユーザーは周辺地域への旅行を好み、上海市内、蘇州、杭州などが候補に挙がる。国内路線で最も人気がある地域は南西、華南、華東で、特に成都-重慶、大理-麗江の2路線の人気が高い。
データをみると、中国人観光客が利用するエアビーアンドビーの国内宿泊施設の平均滞在日数は約3日間、宿泊客1組あたりの平均人数は3人となっている。宿泊施設のタイプ別にみると、中国人観光客でコンドミニアムスタイルを選ぶ人の割合が79%に達するという。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月12日
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