中国環境保護部(省)は12日、2018年1月の全国、北京・天津・河北エリア、長江デルタ、珠江デルタ、及び直轄市、省都、計画単列市(深セン市、寧波市、青島市、大連市、厦門市)の大気品質状況を発表した。昨年12月に続き、北京の大気品質は引き続きトップ10都市入りを果たした。PM2.5の月間平均濃度は34μg/m3で、初めて国家年平均基準に達した。また、北京は昨年秋・冬の大気難関突破行動を開始してから、北京・天津・河北エリア及び周辺「2+26」都市のうち、PM2.5の濃度が最も低い都市となった。北京晩報が伝えた。
中国環境保護部の責任者によると、全国338の地級以上都市の1月に大気品質の優良日数が占めた割合は平均68.6%で、前年同月比で8.6ポイント上昇した。PM2.5濃度は17.9%低下の64μg/m3。PM10は16.2%低下の98μg/m3。
74都市中、1月の大気品質が悪かった10都市は順に、西安市、邯鄲市、■台市(■は刑のへんにおおざと)、ウルムチ市、徐州市、石家荘市、鄭州市、保定市、済南市、蘭州市。大気品質が良かった10都市は順に、海口市、福州市、張家口市、舟山市、厦門市、麗水市、貴陽市、昆明市、北京市、ラサ市。
北京・天津・河北エリアの13都市の1月に大気品質の優良日数が占めた割合は64.5%で、前年同月比で28.3ポイント上昇した。PM2.5濃度は45.3%低下の70μg/m3、PM10は39.2%低下の115μg/m3。北京市の1月に大気品質の優良日数が占めた割合は80.6%で、前年同月比で29.0ポイント上昇した。PM2.5濃度は70.7%低下の34μg/m3、PM10は51.1%低下の64μg/m3。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年2月14日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn