国家統計局が13日に発表したデータによると、速報値の計算では、2017年の中国の研究開発(R&D)経費の投資規模は1兆7500億元(1元は約16.9円)に上り、前年比11.6%増加し、増加率は前年を1ポイント上回った。R&D経費投資強度(R&D経費の国内総生産<GDP>に対する割合)は2.12%で、同0.01ポイント上昇した。人民日報が伝えた。
研究開発の主体をみると、17年は企業のR&D経費が1兆3733億元で同13.1%増加し、2年続けて2けたの増加となった。政府直属の研究機関は2418億4千万元で同7%増加、大学は1127億7千万元で同5.2%増加した。
同局の専門家は、「R&D経費投資強度をみると、中国はイスラエルや韓国、日本といった革新型国家と比較すればまだ大きな開きがある。この先数年間、政府当局は財政予算における科学技術への投資をさらに拡大し、地方政府と企業が基礎研究への投資を拡大するよう積極的に誘導する必要がある」と分析している。(編集KS)
「人民網日本語版」2018年2月14日
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