北京市統計局と国家統計局北京調査総隊が27日に共同で発表した「北京市2017年国民経済と社会発展の統計公報」によると、2017年末の同市の常住人口は2170万7千人で、昨年末に比べ2万2千人減少し、同市戸籍所有者は1359万2千人で、昨年末に比べ3万7千人減少した。新華社が伝えた。
公報によると、2017年末の同市に常住する外部からの人口は794万3千人でその常住総人口に占める割合は36.6%。また常住人口のうち、都市の人口は1876万6千人でその常住総人口に占める割合は86.5%だった。常住人口の出生率は9.06‰、死亡率は5.30‰、自然成長率は3.76‰となっており、常住人口密度は1平方メートルあたり1323人で、昨年末に比べ1人減少した。
さらに、公報によると、2017年の同市の不動産コントロールには成果が見られ、中古住宅価格と新築住宅価格はそれぞれ同年4月と5月時点で上昇がストップし、前年並みとなり、安定して下降する動きもみせた。2017年12月の北京市新築住宅価格は前年並みで同期比0.2%の下降をみせた。一方の中古住宅価格は前年比0.4%減で、同期比1.6%減だった。
交通の面では、2017年末の北京市鉄道交通運営路線は22本に達し、前年と比べて3本の増加。2017年末の自動車保有量は590万9千台で昨年末よりも19万2千台の増加となった。民間車両は563万8千台で15万4千台の増加となっており、そのうち自家用車が14万4千台増の467万2千台、乗用車は4 万8千台増の311万4千台となっている。(編集TG)
「人民網日本語版」2018年3月1日
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