最新の市場調査研究データによると、インドの2017年第4四半期のスマートフォン市場売上高ランキングでは、上位10製品のうち韓国サムスン社の1製品を除く9製品がメイド・イン・チャイナで、中国製品の市場シェアは50%を超えたという。人民日報が伝えた。
▽実店舗が続々 売り上げも好調
インドの南デリーにある携帯電話店のオーナーのガンワニさんは、「うちの店にある携帯ブランド22種類のうち、10種類が中国のものだ」と話す。
店に入って左側3軒目はOPPOの専門店で、2メートルほどのカウンターの向こうの巨大な広告が目を引く。店員のフサイニさんは、「うちはOPPOブランドの南デリー第1号店。2014年にオープンし、当初は月の販売量が10台ほどだったが、今は40~50台だ。3年間で端末の月間販売量はオープン当初の4倍以上に増えた」と説明する。
同店から8キロメートル離れたニューデリー・ネイループレイスにあるOPPO専門店のマネージャーのシライマンさんは、「当店は2017年4月にオープンしてから、1年足らずで月間販売量がオープン当時の2倍になった」と話す。
南デリーのショッピングセンターの2階にある小米の専門店もOPPOの店のように賑わっていた。販売マネージャーのシュリさんによると、「この店は小米が2017年8月に南デリーで初めてオープンした実店舗で、経営は非常に順調だ。小米はこれまでにインドで専門店を20店ほど開設しており、年内に100店まで増やしたい考えだ。小米はオンライン販売が中心で、実店舗の開設は『小米ファン』に最新機種を試してもらうのが一番の狙い」という。
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257
Mail:japan@people.cn