中国初の国産空母の最新の動きが両会期間に再び各方面から注目を集めている。環球時報が伝えた。
台湾中時電子報の18日付報道によると、最新の写真を見ると大連造船所に停泊する初の国産空母はすでにフェーズドアレイレーダーの取り付けが完了し、足場が全て撤去されている。これは主要設備の取り付けがすでに完了しており、調整後に洋上試験を行うことを示している。空母は年内に試験航行を完了する見通しだ。
全人代代表を務めた国産空母プロジェクト現場総指揮の劉征氏はメディアの取材に、初の国産空母がすでに各種設備の連携調整に入ったことを明かした。劉氏は「国産空母は作業量が多く、極めて複雑なシステム工学であり、業種、部門、地区を跨ぎ、全国500社余りの力を動員し、毎日3000~5000人が空母上で働いている。「遼寧」の実際の運用を経て、初の国産空母はいくつかの改良を行った。そのアイランドの位置が高くなり、甲板に占める面積が縮小した。しかし内部ではそれ以上の変化が生じており、その水準がより高まっている。初の国産空母は完全に独自の建造となっており、完全な国産化であるばかりか、その鋼材も内部の設備も全て国産化を実現しており、中国は空母建造能力を完全に備えている」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2018年3月21日
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