生活情報サイトの58同城がこのほど発表した「中国の若いホワイトカラーの就職報告」によると、就職して3年以下の若いホワイトカラーの希望月収は平均6320元(約10万6000円)で、3-5年のホワイトカラーは平均1万1660元(約19万5000円)だ。北京晨報が報じた。
90後(1990年代生まれ)、95後(1995年から1999年生まれ)が今、企業で主力軍となっており、それらの若者は給料や福利厚生のほか、キャリアアップや職場の環境なども重視しており、自分の趣味に合わせて仕事を選ぶことを好んでいる。報告によると、物価上昇や質の高い生活への追求などが要素となり、ホワイトカラーの給与に対する要求は一層高くなっている。就職して3年以下の若いホワイトカラーの希望月収は平均6320元、3-5年のホワイトカラーは1万1660元だった。
若いホワイトカラーの希望月収が高かった都市トップ10の1位は上海で平均9911元(約16万6500円)、以下、北京9875元(約16万6000円)、深セン9386元(約15万7000円)、杭州9343元(約15万6900円)と続いた。
その他、新一線都市が台頭し、新一線都市の人材競争力が向上しているのを背景に、若いホワイトカラーの希望月収も上昇している。武漢、長沙、鄭州、重慶などの新一線都市のホワイトカラーの希望月収も上昇中で、平均8000元(約13万4400円)以上となっている。北京、上海、広州、深センなどの一線都市と比べると、新一線都市は、人材を呼び込むために、定住、住宅補助金、生活補助金など面での優待政策を実施しており、それらの都市を就職先に選ぶ若いホワイトカラーの増加に拍車をかけている。 (編集KN)
「人民網日本語版」2018年3月20日
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