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「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」 多くの日本人が感銘受ける

人民網日本語版 2018年03月21日16:31

陳凱歌(チェン・カイコー)監督の最新作「空海―KU-KAI―美しき王妃の謎」は2月24日に日本で公開され、今月18日時点で、興行収入が13億5600万円を突破した。動員数も113万人を超え、ここ10年の間に日本で公開された中国映画の中で興行収入が最高の作品となった。公開から3週間を迎えたものの、興行収入ランキングの上位に依然として名を連ね、日本人にとっては中国映画の魅力を改めて知る機会となっている。その他、同作品は今月17日に開催された第12回アジア・フィルム・アワードで、助演女優賞、衣装デザイン賞、美術賞、視覚効果賞などを受賞した。大衆網が報じた。

同映画は、黄軒(ホアン・シュアン)、染谷将太、張雨綺(キティ・チャン)、阿部寛、松坂慶子、張天愛(チャン・ティエンアイ)など、実力と人気を兼ね備えた中日の役者たちが集められ、昨年12月22日に中国で公開されて以降、興行収入は5億3000万元(約89億円)を超えた。

映画で描かれている最盛期の唐の時代の様子に、日本の多くの人が感銘を受けた。そして、映画を見た後すぐに、「映像がとてもきれいで、想像力がとても豊か。監督は、CGと実際の映像をうまく組み合わせていた。映画を見終わっても残像がずっと残っている」とコメントを寄せた。

映画自体が日本で大きな話題となっていることについて、同映画の日本側のエグゼクティブプロデューサー・高秀蘭氏は、「実際には、中国の歴史が好きで、それについてよく調べている日本人が多い。映画の原作となった小説を読んだ人もとても興味を持っている。それらの日本人にとって、空海は天才、白居易は偉大な詩人、楊貴妃は美の象徴だ。予告動画が発表されると、唐城などの美しい映像、豪華な出演者、素晴らしいストーリーが大きな話題となり、日本でも期待が高まった。そのため、当作品が日本で公開されると反響も大きく、興行収入を見て、誇りに感じると同時に感激している」と語っている。

また、3月24日より、日本で中国語音声/日本語字幕版の上映が始まる。(編集KN)

「人民網日本語版」2018年3月21日

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