ロボット薬剤師と無人薬局がまもなく身近な存在になろうとしている。「伝承と回帰――スマート健康の新時代を共有」をテーマとする第3回中国ブランド薬局工商サミットが23日から25日にかけて重慶市で開催された。中国医薬物資協会常務理事、分岐機構責任者、医薬工業企業戦略的提携パートナーなど5000人以上が出席し、医薬品産業の未来の発展をめぐり3日間に渡り議論を展開した。科技日報が伝えた。
中国医薬物資協会の李沛橋副会長によると、同協会が山東省で試行を進めていた無人薬局が正式に開業となった。この薬局は無人スーパーと似た構造だが、店内にはロボット薬剤師「小喬」が配備されている。ロボット薬剤師の水準は、10年間の経験を持つ薬剤師に相当する。質問を通じて患者の診断を行い、薬品服用の提案を行う。薬局のスマート設備がその提案に基づき薬を処方し、患者は薬をもらってからモバイル決済をすればいい。当然ながらロボット薬剤師が提供するのは、非処方薬に限られる。処方薬は関連規定に基づき、病院の医師の認定を受けてから販売される。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月26日
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