人民元の中間レートがこの3週間で最大の伸び率を示した。中国外国為替取引センターが22日に発表した人民元の対米ドル中間レートは、1ドル=6.3167で前営業日より229ベーシスポイント上昇し、先月27日以降で最大の伸び率を示した。中国新聞社が伝えた。
同日未明、米連邦準備理事会は金利を25ベーシスポイント引き上げると発表した。これにより米ドル指数が90台を割り込み89.5前後に低下し、22日11時時点で89.56をつけた。
またオンショア・オフショア人民元対米ドルレートは変動しつつ小幅上昇した。22日11時時点で、前者が6.3180、後者が6.3139。
興業経済研究諮訊の郭嘉沂アナリストは、「今回の金利の決定を見ると、年内3回利上げの方針を維持しており、市場のサプライズとはなっていない。そのため短期間内に、米ドル指数は低下のプレッシャーにさらされることになるだろう」と予想した。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年3月23日
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